コラム

復興

震災を学ぶまちあるき in 気仙沼

 
みなさんこんにちは♪
今日は「震災を学ぶまちあるき@気仙沼」の紹介をしたいと思います!!
 
 
震災から7年が経過した気仙沼。舞台は震災の被害が特に大きかった階上地区です。階上地区はブログでも数多く取り上げている気仙沼ゲストハウス架け橋がある場所です。7年が経過しましたが気仙沼へ震災について学びに来る人は多いです。そんな方々のために、気仙沼ゲストハウス架け橋では、まちあるきのプログラムを考えています。今回はリハーサルとして2時間ほど歩いていきました。
 

 

 

 
まずはBRTの陸前階上駅へやってきました。ここはもともと電車の線路でしたが震災の被害を受けて、線路の一部が被害を受けたためにバスの路線に変わりました。JR東日本が運営しているのにバスが走っていることに驚く旅行者の方も多いです。
 

 

 

 
歩いていると、町並みとは一風変わった綺麗な建物が見えました。震災後にできた公民館です。しかし実際にはあまり使われていないようです。その理由は、鍵が市役所の管理であったり、予約の手続きが面倒ということがあるみたいです。。。一緒に町歩きをしていたメンバーの中には階上地区の公民館の近くに住んでいる一児のママがいたのですが、一度も利用したことはなく、情報も届いていないと言っていました。多くの費用を使い、地域の人のために使われるはずのものが活かされていない現状も見ることができました。
 

 

 

 
途中でお被災から土を入れ替えて蘇った田園風景を見ました。この一帯には当時、近くの水産加工場から流出した魚が大量に流れてきて異臭を放っていたそうです。硫黄や魚の生臭さなどが入り混じった匂いが階上地区の住民の方達を苦しめたみたいです。
 

 

 

 
最後に気仙沼市の震災遺構となった「向洋高校」にたどり着きました。写真には車が積み重なっている様子が見えます。この車は津波の引き波によって重なりました。波は押す力よりも引く力の方が強いのです。震災遺構として残すこととなった向洋高校の周囲にはコミュニティセンターなどが建設されることになっています。日々の町並みの変化に驚き、車で通ると見逃してしまう変化を感じることができた時間でした。
 

 

 

 

 

 
気仙沼ゲストハウス架け橋では、この夏に震災を学び、気仙沼を楽しむプランを企画しています。その中には、階上地区のまちあるきも入っています。みなさんもまちを歩いて、被災地の今を感じてみませんか??お待ちしています!
 

 
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