★☆南三陸町さんさん商店街起工式が行われました☆★
こんにちは。昨日は生憎のお天気だった南三陸町ですが、また1歩復興への嬉しいご報告です。2011年3月の東日本大震災で被災した商店街の皆様が2012年2月25日に仮設店舗で営業を再開しました。
当時は大雪。町も外灯がついて間もない頃で、町中は瓦礫だらけでした。
コンテナの店舗が立ち並ぶ商店街の隣には津波の被害を受けて壊れたままの消防署も残っていました。
複雑な想いを抱えながらも、復興に向けて力強く立ちあがった商店街が、
来年の3月3日(さん・さん)に本設のため、昨日、起工式を執り行いました。
新商店街は総事業費は約7億円。平屋建て計6棟で仮設商店街の32店中23店が移転し、他にも初出店となるコンビニや飲食店など5店が入る予定です。買ったものをその場で食べられるフードコートも設置します。
同施設を設計し、東京五輪メインスタジアムの新国立競技場も手がけた建築家の隈研吾氏も出席し、できるだけ南三陸の杉を使って海に繋がる商店街にしたいと、隈研吾氏らしい木をたくさん使った温かく優しい商店街を造る予定です。
こちらの商店街は南三陸町志津川地区の中心部に位置し、これからの観光の拠点となっていきます。
また、周辺には道の駅の新設、志津川駅の移設も予定されており、これからの発展と賑わいがますます期待されます。
4年前の商店街オープンの時は仮設住宅の方から、「こんなになっちゃって、この町の復興なんて無理だよ」なんて声も聞こえてきて、何もお答えすることができませんでした。
しかし、確実に復興向けて歩み進む南三陸町の人たちはとても強く輝いています。
前回のオープンの時に、南三陸ふっこう青年会の皆さんがペットボトルのキャップを使って『助けられたよ。ありがとう』とメッセージを届けてくれました。
しかし、この4年間、皆さんの頑張る姿にとても勇気と元気をいただきました。
現在の場所での営業は今年の12月までとなります。
復興までの道のりはまだまだ長いですが、これからも皆様の復興への想いに寄り添って行きたいと思います。
商店街の皆様、関係者の皆様、本当におめでとうございます(*^_^*)
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