コラム

復興

釜石のゲストハウス「あずま家」

みなさん、こんにちは!
今日は釜石のゲストハウス「あずま家」をご紹介いたします。

来年、2019年ラグビーW杯に向けて盛り上がる釜石。
町のシンボルである釜石大観音へ続く仲見世通りに「あずま家」はあります。


オーナーのあずまやいずみさんは、ゲストハウスと同じ「あずまや」という苗字。震災前の実家が「あずま民宿」という宿を営んでいたことから名付けられました。釜石の隣の大槌出身で、仙台の大学に進学後、震災前は石巻で働いていました。

「こんなに早く戻ってくるとは思っていなかった。」

と語るあずまやさんですが、どうしてゲストハウスを始めることになったのか?そのきっかけは「外から来た人と、地元の人をつなぐ場づくりがしたい」という思いだったそうです。その想いに共感する仲間の存在とチャレンジできる場所が釜石だったと言います。

ゲストハウス開業のために、東北の宿をほとんど周りながら運営や開業のスキルを学んで来ました。現在は民泊運営を行なっていますが、これからゲストハウスの認可を取得して運営をスタートさせていきます。そのために改装工事を始めるそうで、今後、どのような宿に生まれ変わるのかが、とても楽しみです。今回は、その改装前の宿を紹介したいと思います。


1階は昔、そば屋さんだったスペースで、将来的に飲食業を開く方を募集するそうです。宿のスペースは建物の2階部分になります。昔はそば屋さんの宴会場だった場所です。


居間の家具は近所さんからの頂き物が並んでいます。「こたつ」がないので買うことを考えているみたいです。こたつに入りながら鍋を囲んで盛り上がる姿が想像できますね。


宿泊した部屋は8畳。一人で泊まるには十分な広さでした(笑)


トイレやお風呂も壁を塗ったり洗面台を交換しています。古い建物ですが手入れが行き届いて清潔感のある空間に。丁寧さが滲み出ていて気持ちよかったです。


仲見世地区の魅力は「ご近所の付き合い」。近すぎず親しみのあるほど良い近所づきあいが好きだと話します。隣の家の方は、自分のベランダに洗濯物を干している(笑)お隣の食堂はお昼だけ営業していて、とても美味しいものがでてくる。近くにあるシェアオフィスの仲間が昨日鍋を囲んでいた。。。など、会話の中で仲見世通りであった出来事を話すあずまやさんがとても楽しそうだったのが印象的でした。人と人、地域とが繋がる場づくりを行うあずまやさんの挑戦が始まります。

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