【1.17 神戸と東北】
6434人もの尊い命が失われた阪神淡路大震災から21年が経ちました。
神戸市中央区の東遊園地では「阪神淡路大震災1.17のつどい」が行われ、遺族や多くの市民が竹灯籠のロウソクに火を灯し、手を合わせに訪れます。
そして、会場には東日本大震災で被害を受けた東北地方を忘れない、まさに、神戸と東北の絆を感じさせるものがたくさんありました。
津波の高さを想像できるよう、津波到達ラインを設置。みなさん見上げながら『こんな高さの津波、信じられない』と、お話されていました。
また、竹灯籠で3.11が、作られていました。竹には東北各地の自治体の名前が書かれていて、3.11で被害を受けた人たちに寄り添おうとしてくれている人たちが、まだまだ大勢いるんだと思えて、とっても嬉しい気持ちになりました。^_^
ちなみに、私たちの本部は神戸にあります。あの阪神淡路大震災の経験を通して、様々なNPO活動が始まりました。そのため1.17 は特別な思いがあります。
最後に、みなさんの手書きのメッセージに、東北から神戸に来て書かれたメッセージがたくさん目にとまりました。
甚大な被害を受けた神戸と東北。21年前と5年前。地理的にも世界で珍しい、大きな災害に見舞われる可能性が高い日本。
超少子高齢化社会も直前の今、私たちは、助け合いの精神、自助・共助・公助 のしくみづくりが求められているように感じます。
私たちは、学びのプログラムも運営していますが、このような地域社会を生み出す取り組みを学び合う取り組みも進めています。ぜひ、東北に足を運んでいただきたい、そして地域住民のみなさんとの交流を育んで頂ければと思います!
最後になりましたが、神戸も町は復興したけど、被災した人達が住む災害公営住宅も高齢化の波による新たな課題や、震災を体験していない子供たちが増えていることなどもあり、新たな課題にも直面しているようです。
ご冥福をお祈りすると共に、新たな災害に対する備えや地域コミュニテイ作りなど、ますます、神戸と東北の役割や使命が求められているように感じる1.17 でした。
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