◆◇南三陸病院開業しました!◇◆
2015年12月14日(月)津波で被災した南三陸町の町立病院が新たに開業しました!
日本赤十字社のご協力のもと、台湾の赤十字組織からもたくさんのご支援をいただきました。本当にありがとうございます。
震災後、南三陸町では、2ヶ所に病院が分かれて運営されていました。
入院施設がない「公立南三陸診療所」と
35キロ離れた隣の登米市で、入院設備のある診療所を間借りした「公立志津川病院」です。
14日に開業した南三陸病院には入院施設はもちろん、内科や外科など10の診療科と90床のベッドを備えています。また、「介護サービスなどを行う総合ケアセンター」も併設されています。
今まで入院を要する病気やそのための通院には、南三陸町から片道35キロの道のりがあり、入院患者の家族もまた、その距離を往復しなければなりませんでしたが、病院の再建によりその負担は解消されます。
佐藤仁町長は「外来も入院も1ヵ所でできる環境が整ったことは、
町民にとって大変良い施設ができ上がったということで喜んでもらえると思う」
と話していました。
ちなみに宮城・岩手・福島の3県では、東日本大震災により合わせて6つの公立病院が津波で全壊しましたが、再建されるのは南三陸病院が初めてだということです!!
周辺には、災害公営住宅建設の計画も進み、
徐々にではありますが、町は復興に向けて前に進んでいます(^-^)/
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