コラム

旅・ひと

■◇気仙沼サンマフェスティバル2017◇■

2017年10月7日、8日に気仙沼サンマフェスティバル2017が行われました。

 

 

この2日間、様々なアーティストが来られ気仙沼を盛り上げてくれます。
ステージの前にはたくさんの若者が!
僕自身気仙沼に来て半年ほどですが、ここまで若者が一つの場所に集まるのは初めてです。若者が多いと言えない気仙沼でこの姿を見るのは新鮮でした。

 

 

しかし、サンマフェスのすごいところはこれだけではありません!!
サンマフェスならではの特徴をいくつか紹介していきます。

 

特徴その1:なんと入場無料!!

 

通常フェスでは中に入るのにお金がかかりますが、今回のフェスはフリーフェス。タダ入ることができます。
これは気仙沼や地域外の企業の方々が協賛してくれたこと、多くの人たちが募金をしてくれることによって成り立っているみたいです!こんなに大規模のフェスが無料で楽しめるのはみなさんの優しさのおかげ。この優しさがいつまでも続けばなと思います。

 

特徴その2:こどもから年配の方までたくさんの人が!!

 

フェスということでサンマフェスは若者たちばかりだと思っていましたが、周りを見ると若者ばかりではありません!会場のど真ん中にはでっかいホヤボーヤトランポリンがあり、中では小さな子供たちがぴょんぴょん跳ね回っていました。
サンマフェスはアーティストが演奏するだけでなく、子供の遊び場や地元の食材を使った料理、タイ式マッサージなど子供から大人まで楽しめるところがたくさんありました。誰もが楽しめるイベントがあるのもいいですね。

 

 

特徴その3:おいしい気仙沼のサンマが食べられる!!

 

 

ここでは2日間で合計4000匹のサンマが無料配布されていました。サンマブースには行列が。。。

 

 

日曜日は午後1時頃には残り僅かになり、4時にはもう売り切れになっていました。しかもこのサンマを焼いてくれたのはボランティアで来てくれた方々。何人かにお話ししたところ東京や福井からきたという人もいました。遠くからわざわざボランティアに来てくれてすごいとも思いましたし、何よりサンマフェスは地元だけでなく全国からの支えがあってできているものなんだと感じさせられました。

 

特徴その4:高校生とアーティストのコラボ

 

 

サンマフェスの最後、ステージに上がったのはなんと地元の高校生!フェスに参加しているアーティストであるMONOEYESの細美武士さんと一緒に演奏していました。一緒に演奏する事で思わず涙を流す高校生に頑張れと応援する会場のみんなを見ていると感動してしまいました。地元の人を活躍させることで、本当に地元を盛り上げるイベントなんだと思わせられました。

 

サンマフェスは今年で6回目。気仙沼市を元気にしたいという想いで始まりました。
はじめた時と比べて少しずつ大きくなっており、年々進化していくサンマフェス。
今年は場所が変わり、震災遺構として残っている旧向洋高校の裏側で行いました。

 

震災遺構は「後世へ教訓を伝承するために残すもの」と同時に再スタートを切るための“象徴”にもなる。この場所から盛り上げていくことが、震災の教訓を忘れることなく前に進んでいけると運営側がおっしゃっていました。

 

自分自身もこのフェスに参加しましたが、思わず夢中になるくらい楽しみましたし、周りをみるとたくさんの人が笑顔になって楽しんでいる姿がありました。そして、気仙沼の人たちはこんなにも元気なんだぞと思わせるような光景を見ることができました。
実際フェスに来ていた人たちはめちゃめちゃ元気で、モッシュも頻繁に起きるわみんなで歌うわで圧倒されそうにもなりました。
こんなに元気な姿をまじまじと見ることができるのもサンマフェスの良さなんだと思います。

 

これからも何度も行きたいと思うような大好きなフェスになりました。皆さんもぜひ遊びに来て元気な地元の人たちを見てみてください。そしてこの日だけでも一緒に気仙沼を盛り上げてください。自分も一緒になって最前線の方にいたら、モッシュが激しすぎてメガネが曲がってしまいました(笑)。右側が広がってしまっているのが分かりますでしょうか?一緒に盛り上がる人は気を付けてくださいね!

 

 

ライター紹介
・名前 ぷりん
・出身 埼玉県
・気仙沼歴 6ヶ月
・一年前気仙沼に訪れた際、地元の人の温かさに触れ気仙沼を好きになり、大学を休学してお試し移住する。

 
 
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