コラム

旅・ひと

架け橋繋がる落語会!!

 
みなさん、こんにちは!
今日は、気仙沼ゲストハウス架け橋で行われた、落語会の様子をご紹介したいと思います。みなさん、落語を生で聞かれたことはありますか?私ははじめてだったんですが、本当に面白い!!!落語を生で聞いて欲しい!!!と言う思いです。ブログではなかなかわかりづらいかもしれませんが、ご了承ください!!今回、落語会を開いていただいた噺家さんは、三遊亭小笑さん笑福亭羽光さんの2人です。

 

 

小笑さんは、「小笑さんの師匠は、笑遊さんで醤油と胡椒で覚えてください」と出オチをつけていました(笑)また、羽光さんは、お笑い芸人として活動していましたが、10年前に落語家に転身したという経歴を持っています。またペンネーム「のぞむよしお」として漫画も描いているという多才な方です。この2人が、4つのお話を披露してくださいました。

 
まず1つめは「古典落語」(三遊亭小笑さん)
 
まずは鶴の呼び方の歴史にちなんだ講座から始まりました。話し方や動作が独特で、沢山の稽古を積まれているのだと感じました。僕は落語を生で聴くのが初めてだったのですが、話す前に落語の基本的な説明をしてくださったので入りやすくなりました。

 

 

続いて2つめは「新作落語」(笑福亭羽光さん)
 
役割が入れ替わりながら2転3転していく目まぐるしい話で、とても頭の良い方が作られたのだと感じました。自分でマトリョーシカ落語という名をつけていましたが、部長が飲み会のネタをやらされて、そのネタの役はセクシーなアントニオ猪木で、その猪木をやった回想録を披露しているのはその上司の友達の斎藤で…という、どこから誰の話なのかがわからなくなるくらいの話でしたが、話が上手だったのでお客さんは大盛り上がりでした(笑)

 

そして3つめは「怪談落語」(三遊亭小笑さん)
 
夏ということで怪談落語を披露されていました。皿屋敷という有名な落語らしく、話がわかりやすく初心者にもついていきやすい話でした。皿を数える幽霊が出て、最初は怖がっていたが、毎日でてくる幽霊を見たさに、多くの見物客が集まってしまい、脅かすはずの幽霊が人気者になってしまう話は、とても愉快で楽しむことができました。

 

 

最後に「創作落語」(笑福亭羽光さん)
 
最後は、羽光さんの高校時代に体験した恋愛エピソードで締めくくります。プールで溺れてしまったエピソードを話してくれたのですが、人工呼吸を活用して好きな人からキスをしてもらおう、という話で、お客さんの爆笑をさらっていました!まさのプロのテンポの良いお話をしてくださるので、いやらしい感じがせずに聞き入ることができました。

 
今回の落語は、全国を巡業するツアーの一環で、気仙沼へも足を運んだとのことでした。仮設住宅の広場や陸前高田の商店街でも落語を披露されており、今回の気仙沼は三陸沿岸では3箇所目。お年寄りの方だけでなく、若い人にも聞いてもらおうと演者さんたちも試行錯誤を重ねているとのことで、ゲストハウス架け橋の若者の多さに感激していました。さらにゲストハウスの常連さんに、めくりを自作で持って来た人もいて、噺家さんがとても喜んでいた姿が印象的でした!!こんなことってあるんですね!(笑)

 

 

このめくりは架け橋の常連さんの自作です!噺家さんの名前も寄席文字という太字で大きいサイズの文字にしています。これは落語の会場にたくさんのお客さんが入ることを願う意図があります。

 

 

懇親会でもお客さんを飽きさせない話をたくさん披露されていて、人に話すことを商売にしている姿がとても格好よく見えました。ゲストハウスで落語を披露していただのは初めてでしたがたくさんのお客さんに来てもらい、日本の伝統芸能に触れて、いろんな人たちとの出逢いが生まれる、学びも多かった有意義な時間でした!

 
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