◆南三陸福興市 6周年おめでとう!!◆
【4月30日】
第67回 志津川湾ほやまつり福興市が開催されました。
今回は東日本大震災の翌月の開催から6周年ということで、たくさんの仲間が駆けつけてくれました。まずは実行委員長の山内さんからのご挨拶。
東日本大震災で南三陸町の漁業は壊滅的な被害を受け、工場も店舗も、甚大な被害を受けました。第1回目の福興市では売るものなんて何も無かったそうです。
しかし、『商売人は商売をしなくてはいけない。売るものは無くても、仲間がいる』
そんな力強い想いを持って、山内さんは福興市を開催することを決めたそうです。
商品も店舗も・・・何もかも失ってもなお、商売をしなければならないと決意した山内さんの言葉には目頭が熱くなりました。
また、南三陸町の佐藤町長さんも当時を振り返りました。。
震災直後に山内さんから福興市開催の話を聞いて、正直驚いたそうです。
売るものも、集まる人もいないのに、大丈夫なのか?と聞いたら、全国の仲間が集まってくれるから大丈夫だと返答があったそうです。
実際に開催した際には、2次避難で町外の施設に避難していた住民もバスで駆けつけ、約1万5千人もの来場者がありました。
当時の福興市は商品を購入する場所ではなく、町民の安否確認の場所だったそうです。今、どこの避難所でどんな生活をしているのか?家族は無事なのか?など情報を交換している姿が多く、震災でバラバラになった住民が唯一集う場だったそうです。
ここまで福興市を引っ張って来てくれて本当にありがとうと目に涙を浮かべながら労いのお言葉も頂きました。
そして、ふっこう青年会会長の開会宣言と共に、福興市開催です!!
今回のメインは『ほやの詰め放題』。開催の1時間前から長蛇の列ができていました。
南三陸町で養殖されているほやですが、震災後は一番の風評被害にあっているそうです。
一度食べてみると分かりますが、鮮度の良いほやは本当に美味しいです。
冷凍して蒸しても美味しいですし、お酒のつまみとして愛されている一品です。
また、福興市恒例の『もちまき』も大盛況でたくさんの方が集まりました。
最後は、いつも福興市に岡山県笠岡市から応援来てくれる『明日への架け橋kasaoka』さん達と。
この笑顔が嬉しいですね。実行委員長の山内さんが話してくれた仲間とはきっとこうゆうことを言うんですね(*^_^*)
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