★震災前の南三陸を舞台にしたドキュメンタリー映画『波伝谷に生きる人びと』★
南三陸町2008年~2011年震災直前までを収録したドキュメンタリ―映画『波伝谷に生きる人びと』をご紹介します。
こちらの映画は、南三陸町戸倉地区にある「波伝谷」という地域を舞台にした実録映画です。
全国どこにでも抱える地方の問題。少子高齢化によるコミュニティが徐々に崩壊していく中で、人々が昔からお互い助け合い暮らしてきた制度と現代社会とのギャップを抱えながらも、懸命に生きていく姿が描かれており、ホントに考えさせられるまさに必見の映画です。
現代社会に求められる自助・共助・公助の精神が、昔ながらの暮らしが根付く地方にこそ、答えがある。そう思える映画です。ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。
私も仙台公開6日目の12月17日(木)に、お招きいただき我妻監督とトークをさせていただきました。
私自身、震災直後から南三陸町に腰を据えて支援活動をさせていただいておりますが、はじめて南三陸町に来て驚いたことは、世代を超えた地域の皆様の団結力でした。
まさにこの作品は被災地の本来の地域力を知り、新たなコミュニティを形成する上でさまざまな示唆に富んだ作品です。
震災復興やまちづくり、あるいは地方創生といった事業に携わる方には是非とも観ていただきたい作品です。とりあえずは25日(金)まで公開ですので、この機会を是非お見逃しなく!
『波伝谷に生きる人びと』
ピーストゥリー・プロダクツ製作/我妻和樹監督
2014年/日本/HDカラー/16:9/135分
舞台は2008年3月から震災当日にかけての南三陸。
キャメラが記録し続けたものは、東北沿岸部が「被災地」と呼ばれる以前、
光と陰の両面を持ちながらも、この土地に根差し、生きてきた人びとの営み。
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仙台・桜井薬局セントラルホールにて公開!
12月12日(土)~25日(金)11:00~
http://www.sakura-centralhall.jp/
連日監督舞台挨拶・充実のゲストトーク有り!
12日(土)山内宏泰氏(リアスアーク美術館学芸係長)
13日(日)工藤寛之氏・谷津智里氏(元上映実行委員)
15日(火)小川直人氏(山形国際ドキュメンタリー映画祭「ともにある」コーディネーター/せんだいメディアテーク学芸員)
17日(木)佐藤敬生氏(社会貢献共同体ユナイテッド・アース東北復興支援責任者)
19日(土)山内明美氏(大正大学人間学部准教授/NPO東北開墾理事)
20日(日)政岡伸洋氏(東北学院大学文学部教授/監督恩師)
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■『波伝谷に生きる人びと』公式サイト
http://hadenyaniikiru.wix.com/peacetree
■ドキュメンタリーカルチャーマガジンneoneoロングインタビュー
■『波伝谷に生きる人びと』予告編
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