コラム

食・自然

サンマ船 出船送り!!!

 
みなさんこんにちは!!
今日は、気仙沼市港町で行われたサンマ船団の出船送りの様子を紹介します!

 

 

見てください!この迫力ある大型船を!!!(^^)
 
船にはライトをつけた装備がされています。この作業は、艤装(ぎそう)と呼び、漁師さんたちが漁に出る前の1ヶ月間船内に泊まり込みで準備をするそうです。この光るライトにサンマをおびき寄せてから一気に獲る漁法ですね。

 
私たちが季節別に旬な海の幸を味わうことができるのは、長く厳しい航海に出て海産物を取ってくる漁師さんたちがいるからです。この漁師町である気仙沼では、実際に海に出て、体一つで戦い命をかけて魚をとる人に触れ合うことができます。

 

 

そのような漁師の中でも、この写真の男性は、神奈川県からサンマ漁師になるために移住をしてきた菅野晃平くんです。
 
友人である彼の船出でもあるこの日は、僕たちにとっても特別な日でもあり、秋の味覚、サンマの大型船は資源を守るために解禁日でもありました。ちなみに、気仙沼の出船送りは、8月のお盆明けにロシアの方へ北上して、徐々に南下していき12月ごろに気仙沼へ戻って来ます。

 

 

出船送りは、漁に出る漁師さんの安全をその家族や友人、関係者が岸辺から一斉に見送る行事なんですが、僕の目の前にいたサンマ船の船頭の方は、抱えていた子供を岸にいるお母さんに預けて別れた時、その子どもが泣き出す姿を見て、僕はなんともいえない気持ちになりました(涙)

 

 

4ヶ月の長い航海で一攫千金で漁師の花形漁業と言われています。長い航海に出て漁師さんがたくさんの秋刀魚をとってくるからこそ、私達たちは気仙沼で美味しい旬の魚を味わうことができることを、子供の泣き出す姿を見て改めて実感しました。

 

 

漁師さんが出航するときの気仙沼の空は青空で晴れ模様でしたが、全ての船が出港して人がいなくなる頃には天候が崩れてきました。まるでお祭りのようなお別れが終わった後には、厳しい漁が始まることを天気が知らせてくれているかのようでした。

 
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