■□とめ市民ソーラー発電プロジェクト□■
みなさん、こんにちは(^^♪
今日は、東北沿岸部から少し内陸に位置する宮城県登米市で取り組まれている、再生可能エネルギー太陽光発電所「とめ市民ソーラー発電プロジェクト」をご紹介します。
このプロジェクトは、3.11の東日本大震災による福島原発事故後、再生可能エネルギー特別措置法という法律が施行されたことを受けて発足したプロジェクトです。あしかけ4年、2016年6月24日に全ての太陽光発電所が運転開始しました。
・総設備容量6000kw (メガソーラー2基・50kw発電所37基)
・事業費総額18億円
・パネルは全て京セラ製
・一般家庭消費電力量の年間約1200世帯分の電力を発電
の規模になり、「合同会社とめ自然エネルギー」という登米市に本社を置く会社を設立して運営するまさにご当地ソーラー発電所です。
実はこの取り組み…福島原発事故の影響で、牛の餌に必要な稲わら汚染の問題が背景にありました。登米市は農業・畜産業が大変盛んな地域で、広大な田園風景が広がり、東北地方で第2の農業生産額で、牛の頭数は本州1位でまさに和牛の産地でもあります。
その和牛が食べる餌である稲わらが原発事故の影響で大きく影響してしまい、牧草地が使用できなくなってしまいました。そういう耕作放棄地を、有効活用しようという意味もあって、プロジェクトが進みました。
「エネルギー」と「農業」。共に自然の恵みから得られる地域資源を活かす意味では、大変意義の深い取り組みです。
見学も受けつけています。詳しくはコチラの「とめ自然エネルギー」のホームページも参照してください ^^
http://tome-ne.jp/
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