移住者の声移住者の声イメージ

第二の故郷。東北。

第二の故郷。東北。

この取組に参加した人たちは約150人。
地元に戻った人もいれば、結婚して永住する人までさまざまです。

信頼できる人や支えてくれる人がたくさんいる

東京都出身 / 岡田勝太さん

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移住を決めたきっかけ

僕が陸前高田市と出会ったのは、大学1年生のときのボランティア活動でした。

まずは1年間、ボランティアに参加していたのですが、活動を通して、ふと「本当の豊かさってなんだろう!?」と、疑問に思ってきたのが最初のきっかけです。震災で被災した大変な時期でも、人と人が触れ合う温かさや、生きる豊かさなど、自分が東京では感じたことがない感覚を感じました。そして、もっと陸前高田を知りたいと思い、大学3年の後期に、1年間休学して陸前高田市の広田町に滞在しました。

「自分の出来ることがないか?」「本当に豊かさという視点と自分が大学生として何が出来るのか?」という、2つの思いで休学期間中の1年間、いろんな活動をしました。僕みたいな大学生を、この町に連れて来て一緒にこの地域の人たちと、地域の課題を解決しようとするプログラムを創ったんですが、自分自身が卒業した後も、継続的にこのプログラムを続けていきたいという想いが強くなり、卒業と同時に、陸前高田市広田町に移住することを決めました。

 

実際に住んでみて

実際に移住してみると、東京から通っていた時には分からなかった、地元の人の普段の暮らしが見えてきました。
食の豊さであったり、町民の皆さんの日常の暮らしがすごく丁寧な暮らし方だなと気づいたのが印象的でした。

草刈ひとつでも常に動いているのに省エネというか、体力が途切れない。東京だと一気にパワーを使って、休日は寝た押してみたいな感じで、こちらの人たちは持続的にいろんな活動をしている感じがいいなと思いました。

あとは「余白があるな」と感じたことです。これは僕自身の話なんですが、東京にいたときはスケジュールをギチギチに入れていたり、夜遅くまで外出していることが多かったですが、こちらにはいろんな余白があって、時間的にも空間的にも余白だらけ。自分の存在感が入り込めていける余地があるなという意味で、余白がたくさんあるのが魅力だと思います。

さらに、良かったところは、自炊するようになりました(笑)東京だとスーパーに行って、「あれが食べたいから、この野菜を買っていく」という思考だったと思うんですけど、こっちにいると食べ物をおすそ分けでもらえるので、自分が選択するのではなく、新鮮な食材をよりおいしく食べるにはどうすればいいか、などをみんなでコミュニケーションを取りながら考えていくのが何より楽しいですし、生きている実感を感じますね。

 

移住を考えている人へメッセージ

僕もそうだったんですが、移住という言葉にハードルを感じる人は多いのではないかなと思うんです。
ある意味、覚悟を決めて飛び込まないといけないのかなと思うんですが、僕はそんなことはないと思っていて、自分の好きなところで暮らせる場所を探していく感覚がいいんじゃないかなと思います。

また、地方に移住することは、自分にとってのセーフティネットを持つものだとも思います。
この町にまた帰ってくれば災害など何が起こっても大丈夫という感じです。一文無しでも生きていける。信頼できる人や移住先の地方に行けば支えてくれる人がたくさんいる。そう思える実感で人生がとても豊かになれると思います。ぜひ、多くのみなさんに体験して欲しいと思います。

 

岡田勝太さんの写真

人生の先輩方から、いろんなことを沢山教えてもらえます。

煙山美帆さん

命の大切さ・人とのつながり、困っている人の手助け…人生が凝縮している場所です

吉田素直さん

本当にやりたいことに巡り会えたので社員になりました。

小出 悟さん

「いち支援者」じゃなく、「いち町民」になりたいと思ったのがきっかけです

藤本 侑美さん

今どうしようか悩んでいる人がいたら、来るだけでもいいんじゃないかなと思います

小川 紗絵子さん

自然と共存している、過酷な環境の中でもより深く繋がっている

山本 真裕さん

今は単純に「何かしたい」じゃなくて、この町が好きだからこの町に住む

中島 綾子さん

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東北あいターン