コラム

南三陸町

★お試し移住者インタビュー ★石黒愛恵さん(26歳)神奈川県出身

みなさんこんにちは。今日は、神奈川県から「お試し移住」で、南三陸町に来て頂いている石黒愛恵さん(26歳)をご紹介します。

 

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石黒さんは今回2回目のお試し移住者です!^^

 

Q:お試し移住の一度目の滞在時期はいつごろでしたか?

 

A:9ヶ月間です。2015年4月末に来て、今年1月末まで、あいターンに参加しました。2回目の今回は、約2ヶ月間の滞在で考えています。

 

Q:前職はどんな仕事をしていたの?

 

A:前職は障がい者福祉関係でした。短大を卒業し、保育士と幼稚園教諭の資格を取得しましたが、障がい者福祉の実習の時に興味を持ち、施設で丸4年間働きました。

 

Q:あいターン(復興応援バイト)に応募したきっかけを教えてください。

 

A:社会人1年目の時に東日本大震災が起きました。神奈川も揺れて、当時働いていた施設も夜中に停電や断水など、ライフラインが止まってしまいました。夜勤の時に真っ暗だし、利用者さんもパニックになってしまい、私自身もPCを開けないし、携帯を見る隙もなく動いていたので、何が起きたのか状況が把握できませんでした。
真夜中にやっとみんなが落ち着き、携帯を見たら、東北沿岸部で200体の遺体が…という報道を見ました。
それがすごく頭の中に残っていて…。

 

神奈川でも震度5を観測したんですが、地震が起きたとき、私は車を運転していたため、その揺れを横風だと感じたんです。
『自分が横風だと思っている間に、そんなにいっぱい人が亡くなっていたんだ』と、それがずっと胸に引っかかっていました。
でも、すぐに何かをしたわけではなく、震災から2年程経ってから、宮城県山元町で日帰りボランティアに何回か参加しました。

 

ボランティアに参加すれば、胸のつっかえがとれるものかと思っていましたが、なかなかなとれませんでした。それで、長期的に行きたいなと思うようになりました。

 

それと並行して、仕事を丸3~4年勤めていたので、この仕事も続けようか区切りをつけようかと迷っていました。
そして、震災の事に関わっていきたいという事と、高校生の時から海外ボランティアにも興味があったので、仕事を辞めて両方ともやってみたいと思いました。

 

そこで視野を広げるためにも、先にフィリピンに3か月間ほど滞在し、地震や台風で大きな被害を受けた小学校の建て直しのお手伝いをしてきた後に、東北に来ました。

 

Q:その後、また東北に来くてれた訳ですが、その理由は?

 

A:とこやっさいに出たいというのが一番の理由です(笑)

 

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※とこやっさいとは宮城県南三陸町の地元のお祭りです。

 

去年、東北に来た時は既に瓦礫の撤去等は終わっていて、同じあいターンで来た方から「『何で今きたの?』って地元の人に言われる事があるんだよ」って言われてました。

 

別に今ボランティアはもう必要ないし、確かにそれは私も分かっていたので、自分でも来るタイミングが遅かったなって思ってました。
でも、私の目的は、長期的に東北にいて、いつでも気軽に帰ってこれる場所というか、そういうつながりを持って復興に関わっていきたい、9カ月間いてさよならじゃなくて、今回みたいに気軽に来たいという思いがありました。

 

今年の3月にも追悼式に参加するために町に来て、それから4ヶ月ぶりで、町の様子は違ってましたが、シェアハウスに着いたとき思わず『ただいま!』と言ってしまいました。(笑)
町に入ったときも、戻ってきたな~っていう感じで、本当私にとって、「第2の故郷」なんだなって思います。

 

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Q:石黒さんにとって東北とはどんなところ?

 

A:もし、もう一人自分がいたらとか、もう一回、好きな場所で人生を送ることが可能であれば、私は東北がいいって思います(笑)

 

自分が生まれ育った場所が神奈川なので、今は第1が神奈川で、東北が第2ってなっちゃいますが、生まれ変わったならこっちがいいなって思います(笑)
それぐらい、好きな町です。なので、現世は申し訳ないなって思ってしまいます。
だから通ってるのかもしれません(笑)

 

Q:それだけ惹きつける東北の魅力ってどんなところ?

 

A:お店でも、どこに行っても、声をかけてくれてこれることが多いです。
人に壁を感じないというのが大きいと思います。みんな気遣ってくれるんです。
5年前にあれだけの大惨事があったとは思えないほど…。

 

フィリピンやネパールも、国は違がいますが、そういう苦境にいる人こそ、優しかったり、笑顔があったり、その反面、つらい思いもしてるんでしょうけど、
それを見せないっていうのも、魅力って言ったらおかしいかもしれませんけど、惹きつけられる要素のひとつだと思います。

 

Q:最後に「東北あいターン」に興味・関心がある人たちに向けてメッセージをお願いします。

 

A:町の人たちは「ここには何にもない」と言います。確かに何にもないですが、それが逆にいいのかなって私は思います。
日ごろ、自分はモノに溢れてるんだなって実感できると思います。
東京だったり神奈川だったり、そういうゴチャゴチャしているところにいる人は、一度東北に来て、そういう体験をしてみてもいいんじゃないかなと思います。
それが合う合わないは自分次第だと思いますが、来てみないと分からないこともあると思いますので。

 

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元気ハツラツの石黒さん。これからもりピ―ターとして、東北に来てくださるそうです。こういう交流が増えていくことはとてもいいことですね!♪

 

都会と地方の交流が、もっと深まるように「東北あいターン」はさらに頑張っていきますので、皆様応援のほど、よろしくお願い致します!

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